7万円でトイレ洋式化DIY後編|クロス・Pタイル貼り、洋式便器の設置

最大の課題である和式便器の撤去と排水管の延長が終わりましたが、上手く行ったかどうか便器を設置するまでわかりません…

一抹の不安を抱きながらも、内装を仕上げていかなければならないのがトイレDIYの辛いところです

ちなみに今回のリフォームかかった費用の総額は約74,000円

ここまでに掛かった費用は、工具のレンタル料と材料費で約6,000円

購入した洋式便器と温水洗浄便座が約49,000円なので、残りの19,000円が内装費用になります

今回のポイントは古いタイルの壁を隠して、オシャレな洋式便所に出来るかどうか

ここからはDIY初心者の方にも取っ付きやすい内容になるので、是非リフォームの参考にしてみて下さい

リフォーム前の様子と問題点

壁の下半分と床がタイル張りの良くある和式便所

クロスを貼ることはすぐに決定しましたが、問題は赤丸部分の段差です

まず思い付いたのが大壁にする方法

(大壁とは柱の上から壁材を貼る事で、洋風でスッキリした見た目になります)

赤線のような感じで木材を取り付けて、壁全体にベニヤ板や石膏ボードを貼って段差を解消しようと思いました

ですが問題になってくるのがトイレの狭さ

ただでさえ狭いトイレに洋式便器を入れて、さらに大壁にするとかなり狭く感じます

そこで選択したのが段差から下の部分を腰壁にする方法

段差の位置に木材を取り付けて、上下を色の違うクロスでオシャレに仕上げる作戦にしました

床には定番のクッションフロアを貼る予定でしたが、たまたまホームセンターで見つけたのがPタイル

価格も手ごろで、少し変わったことをしてみたいとゆう思いから思い切ってチャレンジしてみることに

床にグレーのPタイル

Pタイルの貼り方

Pタイルはカッターで簡単に加工できる2㎜程の床材で、耐水性があり汚れや傷にも強い特徴があります

接着剤はクッションフロア用に購入していたヤヨイ化学のプラゾールNP-2000エコロン18㎏ 5,709円

家一軒(およそ35帖分)に使いましたがまだ余っています

床に適量を垂らしていきますが出しすぎないのがポイント

余った接着剤を容器に戻すのがめんどうですし、その時手や服に付くとなかなか取れません

この時は接着剤に付属していたヘラを使いましたが、無い場合はコニシ ボンド クシ目ゴテ E-1型 61309などのコテを使用してください

(探せばもっと安い商品もあります)

出来るだけ均一になるように塗り終わったら、オープンタイムを取っていよいよPタイルの貼り付け

今回はグレーで薄っすら白い模様の入ったPタイル(1枚128円)を12枚購入しました

入口の所から隙間の空かないようにどんどん並べていきます

カットの方法は石膏ボードやアルミ複合パネルと同じ

カッターで何度か切り込みを入れると簡単に折ることが出来ます

ここで注意したいのがカットした断面のザラザラ

カットした部分をタイル同士の繋ぎ目に持ってくると、どうしてもピッタリとフィットしません

青線のように、カットした部分を出来るだけ外側に持ってくるとキレイに仕上がります

もちろん断面をやすり掛けしても良いのですが、やりすぎると綺麗な直線ではなくなるので難しいかも

気付くのが遅かった私たちは、赤丸の所のように若干線の入った仕上がりに…

後日、繋ぎ目の両サイドをマスキングしてコーキング剤で隠しました

白と黒のコーキング剤でちょうど良いグレーを作るのがめんどくさかったです

Pタイルとクッションフロアの比較

戸建て住宅の一般的なトイレの広さ80cm×160cmで比較していきます

価格面

・Pタイルの場合

1枚の大きさは約30㎝×約30㎝なので、必要な枚数は12枚

今回ホームセンターで購入した価格1枚128円で計算すると1,536円

 

・クッションフロアの場合

一般的な182㎝幅のものだと、安いもので約100円/10㎝ぐらいからあります

最小で80㎝(800円)で済みますが、フローリング調などの場合、柄の向きを考えると160㎝(1,600円)かかります

(ホームセンターによっては91㎝幅のものが売っているので、そちらを利用すると多少費用を抑えることが出来るかもしれません)

 

接着剤は同じものが使えるので材料費はほぼ互角といった感じですが、クッションフロアの場合、施工するために地ベラ(約500円程度から)もしくはコーナーカッター(約3,000円から)が必要になってきます

施工の難易度

壁際を隙間なく施工できるかがポイントですが、個人的にその点はPタイルの方が簡単だと思います

ただ巾木を取り付ける場合、難易度はほとんど一緒

今回私がミスしたように、Pタイルはタイル同士の隙間が空いてしまう可能性がある分、若干難易度高めと言えるかもしれません

仕上がり

今回の下地はモルタルでしたが、合板の場合は水の侵入し辛いクッションフロアが良いかもしれません

またPタイルの場合、拭き掃除をした時に隙間に汚れが詰まってしまう事があります

どちらも完璧に施工できた場合は問題ないかもしれませんが、あくまでDIY素人が施工した場合を仮定しています

 

強度の面や質感など、Pタイルにも良い面はありますが、トイレの場合は総合的にクッションフロアの方がオススメです

※あくまで個人的な感想です

アルミサッシと木部の塗装

木部を白の水性ペンキで塗る

柱や廻り縁、腰壁の境界に取り付ける角材を白の水性ペンキで塗装しました

(画像は1回目の塗装を終えた時の状態なのでムラがあります)

シーラーを塗ってからペンキを塗装しましたが、安いシーラーを使用してしまったためにアクがにじみ出てきて何度も塗り直すはめに

シーラーは良いものを使う方が、ペンキ代も手間も少なくて済みます

アルミサッシをつや消しブラックに塗装

アルミは塗装が剥がれやすいため、カンペハピオ 油性アルミ用下塗り剤 0.5L という下塗り材と、アルミカラ-スプレ- 300ml つやなしブラック というアルミ専用のスプレーを使いました

スプレーはキレイに仕上げやすい反面、あっという間に無くなるため結構費用がかさみます

トイレ以外にも洗面所、浴室、リビング、キッチンのアルミサッシを塗装しましたが、合計で8本も使用

汚れたアルミサッシが簡単にオシャレになるので、考え方によっては安い???

タイル壁にクロスを貼って腰壁に

クロスの下地作り

まず下準備としてタイルの壁に、4㎜の合板を両面テープとボンドで貼り付けました

ボンドは他で使うために購入していたアイカ エコエコボンド 変成シリコーン系接着剤 不燃化粧材用 333ml 業務用 SE-1と言う商品を使用

正直どのボンドがベストかわかりませんでしたが、問題なく接着したので一安心

ベニヤ板の繋ぎ目はワイドスーパーというパテで平らにならしました

ブルーグリーンのクロスを貼る

今回使用したクロスはサンゲツのSP9579

アウンワークスというネットショップで税込149円/mで購入しました

糊は ヤヨイ化学 アミノール 18kg を使用

似たような糊が色々売られていますが、価格で選んだので正直違いはわかりません。汗

少しずつ水を足していき、ローラーでグニュグニュ潰すように混ぜました

少しなので頑張れば混ざるだろうと思っていましたが、全然ダマが無くなりません

一見混ざっているように見えましたが、クロスに塗るとダマが出現したのでヘラで取り除きました

クロス糊を混ぜる場合は必ず、撹拌機または攪拌ビットを用意することをお勧めします

糊を付け終わったら、画像のように折りたたみます

10分程度オープンタイムを取ってから貼り付けますが、夏場は乾きやすいので注意が必要

クロス貼りに慣れていない人は、少し早めに貼り始めても良いかもしれません

この時は少し色が薄いかな?と感じましたが、木部をしっかり白く塗り、上半分に真っ白なクロスを貼ると十分アクセントになりました

クロスの重なる部分はカッターの刃を壁から離さず一気に切ります

何度も刃を離すと、つなぎ合わせた時に隙間が出来やすいので注意

指でしっかりと切断面をつなぎ合わせてからローラーで圧着します

適当にローラーで貼り付けると、壁紙同士が重なりがち

キレイに仕上げるために最後まで手を抜かずに頑張ります

問題は入隅と言うコーナー部分

画像のようにクロスを90度に折り曲げて1枚のクロスで貼ろうとしました

ですがなんど試してもクロスのしわが取れない…

理由は明白でした…築50年のタイル壁は湾曲していたのです。汗

画像のように壁の中央がもっこり

古い物件のリフォームはこういった歪みが本当に厄介です…

結局、入隅のところでカットしてコーキングで仕上げることにしました

ジョイントコークと言うコーキング剤を使いましたが、押し出す際の加減がなかなか難しい

押し付け具合や、先端の角度が悪いと画像のように隙間からコーキング剤が浮いてしまいます

指でなぞるとコーキング剤が広がって目立ってしまいました…

白クロスに白コーキングなら問題ないですが、色が違うので目立ちます

クロスと同じ色のコーキング剤が無い場合は、クリアコーキングを使う方が良いみたい

もしくは後から貼った方のクロスを長めに残して、最初に貼ったクロスに被せるようにして隙間を無くします

(当時はどちらも知りませんでしたが…)

この時は結局、湿らせた布を指に被せて拭き取るように撫でていきました

コーキングが広がらずにしっかりと押し込めるたので、とりあえずは満足

見切りとソフト巾木の取り付け

腰壁の上部には角材を取り付けて、段差を隠しました

このままナチュラルな木の色でも良かったのですが、ブルーグリーンを際立たせるために真っ白にペンキで塗装

新しい木材はアクが浮いてこないので塗装が楽です

タイルにベニヤ板を貼り付けたので、トイレの入り口のところはベニヤ板の断面がむき出し

ボンドをたっぷり塗って、光モール ホワイトアングル 321 1820X15X15という部材を取り付けました

隣を白く塗装していたので、良い感じに馴染んでいます

クロスとPタイルの隙間を隠すために巾木も貼りました

今回は費用面と施工の楽さからソフト巾木をチョイス

白と迷いましたが、床の色に合わせてグレーにしてみました

壁紙のサンプルなどを色々見ていても、ブルーグリーンとグレーってなかなか相性が良いんです

まずはカッターを使って必要な長さにカット

かなり切れやすいので一度でサクッと切れちゃいます

接着剤には コニシ ボンド プレフィニッシュボンド 500g を使用

床に付かないように養生してから、適度な量を塗布

付けすぎるとソフト巾木を取り付けた時にはみ出してくるので面倒です

巾木の糊付け用のコテを持っていなかったので、普通のクシ目ゴテを適当なサイズにカットして使いました

オープンタイムを取ってから貼り付け、しっかりとローラーで圧着

入隅の部分はソフト巾木の曲がった部分が重なるので切断します

このように施工の簡単さはソフト巾木がズバ抜けてますが、問題になるのは見た目です

普通の巾木に比べて安っぽくならないか心配していましたが、正直なところほとんど気になりません

普段巾木をまじまじと見る機会なんてそうそうないですからね。汗

洋式便器の取り付け

今回購入した便器は

INAX アメージュZ便器 (フチレス) 便器【BC-ZA10S】 タンク【DT-ZA180E】 BW1(ピュアホワイト)

当時、楽天で送料込み33,900円で購入しましたが、今は多少値上がりしているようです

まず付属のフランジという便器と排水管を繋ぐパーツを仮設置します

次に床に取り付けるパーツの位置を決めるため、付属の型紙を置きます

ここで型紙を斜めになっていると、取り付けた便器が曲がってしまうので要注意

コンクリート用ボルトで固定するので、下穴の位置に印を付けます

木材下地用のボルトは付属していましたが、コンクリート用は別途購入する必要がありました

専用の物を購入しましたが、もっと安くで代用できる物があるかもしれません

振動ドリルで下穴を開けます

この時、床のコンクリートの厚みが薄いと割れてしまう事があるとか

コンクリート用のボルトをしっかりと固定するためにも、十分な厚みが必要になってきます

専用のパーツをしっかりと固定

コーキング剤をグルっと一周塗ってから、塩ビ管用のエスロンという接着剤を塗布

説明書に「すき間やガタがある場合は、塩ビ管接着剤とコーキング剤を併用してください」とあり、この方法が図解されていました

念のためコーキング剤を併用しましたが、普通は塩ビ用接着剤のみで大丈夫そうです

フランジにも接着剤を塗布し、しっかりとはめ込んでボルトを固定します

付属の固定粘着剤を乗せたら、いよいよ便器を乗せていきます

粘着剤を潰すように押さえつけて、しっかりと固定されたことを確認

付属の止水栓を取り付けます

シールテープは時計回りに巻きますが、この時は間違えて逆回りで付けてしまいました

ズレのないようにタンクをはめ込んで、ナットでしっかりと固定

給水ホースとタンクの蓋を取り付けて全ての作業が終了

最後におそるおそるトイレを流してみました

無事排水されました

トイレットペーパーを多めに流したりしましたが、特に問題はなさそう

ここまで来てまともに排水が機能しない…なんて事になっていれば、間違いなく挫折していたと思います

ビフォーアフター

リフォーム前

リフォーム後

※ウォールグリーンやペーパーホルダーは、今回のリフォーム費用に含まれません

リフォームにかかった主な費用の内訳

今回のトイレ洋式化にかかった主な費用の内訳は以下の通りです

床の費用
・解体費 2,226円
・配管 1,702円
・Pタイル 1,536円
・モルタル等 2,788円
壁・天井の費用
・ベニヤ板、角材等 2,810円
・クロス 3,221円
・糊やペンキ等 3,626円
・ソフト巾木 1,409円
便器等の費用
・便器、タンク 33,900円
・温水洗浄便座 15,100円
・コンセント増設 550円
・便器用部材、ボルト等 3,921円

その他の費用が2,860円で、合計がなんと74,089円

業者に依頼すると50万円は超えるであろう洋式化が、約7万円で出来たというから驚きです

もちろん自分でやる分失敗のリスクや大変さはありますが、これだけの節約が出来るのであれば、挑戦してみる価値は十二分にあります

専門的な技術が必要そうな洋式化ですが、一つ一つの作業は素人でも十分可能なもの

ひとつ注意点して頂きたいのは、リフォーム中トイレを使用できない点

日曜大工的に休みの日にちょこちょこ進めるというのはなかなか厳しそうです

私たちもそうでしたが、初めて挑戦する場合は予想よりリフォーム期間が長くなるので気を付けて下さい

今回使用した道具&材料

主な道具一覧

  1. カッター
  2. 定規
  3. 刷毛(アルミ下塗り、ペンキ塗り)
  4. ハサミ(クロス貼り)
  5. ローラー(クロス貼り)
  6. 地ヘラ(クロス貼り)
  7. 竹べら(クロス貼り)
  8. クロスローラー(クロス貼り)
  9. 振動ドリル(便器取付)

主な材料一覧

  1. Pタイル(128円)12枚 1,536円
  2. ヤヨイ化学のプラゾールNP-2000エコロン18㎏ 5,709円
  3. カンペハピオ 油性アルミ用下塗り剤 0.5L 2,519円
  4. アルミカラ-スプレ- 300ml つやなしブラック 1,309円
  5. アイカ エコエコボンド 変成シリコーン系接着剤 不燃化粧材用 655円
  6. ワイドスーパー 798円
  7. サンゲツ SP9579 税込149円/m 1,661円
  8. サンゲツ SP9504 税込149円/m 1590円
  9.  ヤヨイ化学 アミノール 18kg 3,221円
  10. ジョイントコーク 458円
  11. 角材2本 545円
  12. 普通合板3枚 1,808円
  13. 光モール ホワイトアングル2本 457円
  14. ソフト巾木4枚 696円
  15. コニシ ボンド プレフィニッシュボンド 1,000円
  16. INAX アメージュZ便器 (フチレス) 便器【BC-ZA10S】 タンク【DT-ZA180E】 BW1(ピュアホワイト) 33,900円
  17. 塩ビ接着剤エスロン 278円
  18. コーキング剤 588円
  19. シールテープ 110円
  20. 水性ペンキ 1,180円
  21. 温水洗浄便座 15,100円

※金額は購入時の価格になります

※商品紹介にAmazonのリンクを使用しておりますが、実際はAmazon、楽天、モノタロウ、アウンワークス、ホームセンターなどから安いところを探して購入しています

※クロスの糊やクッションフロアの糊等、他の場所でも使う材料は大容量の物を購入していますが、使用した分のみを計算してリフォーム費用としています

 

不安だらけのリフォームでしたが、無事に洋式化出来てほっとしました

思うようにいかずストレスを感じたこともありましたが、素人が簡単に出来てしまったらそれはそれで問題ですね

この経験が誰かのお役に立てれば幸いです

DIY素人が悪戦苦闘しながら洋式化する様子を動画でもご覧下さい!

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