7万円でトイレ洋式化DIY前編|和式便器の撤去~配管と床の下地作り

今回からは反響の大きかった和式トイレの洋式化です

業者に依頼すると軽く数十万は吹き飛んでしまう、かといってDIYでやるにはハードルが高い…

そんな理由から和式のまま使用している方も多いのではないでしょうか?

そもそも素人に洋式化なんて出来るのか?と疑問に思う方も多いかと思います

DIY素人夫婦が独学で挑戦した結論としては

「素人でも洋式化は可能」ですが「出来るならもうやりたくない!」です。笑

それだけ大変なトイレの洋式化ですが、自分でやると7万円で出来たという事実は衝撃ですね

詳しいやり方をこれから解説していきたいと思います

和式便器の撤去

DIY前の様子

まずはDIY前の様子をご覧下さい

タイル張りで大きな段差があり、THE和式トイレといった感じ

そもそも何のために段差があるんだ?と今更ながら思ってしまいます。汗

(調べると男子が小便をする時のためのもので、女子便には段差がないらしい)

段差部分を解体する

無謀にもバールで解体を試みるDIY素人

洋式便器を設置するためには便器と段差の撤去は必須ですが、この工程が最初にして一番の壁かもしれません

和式便所にありがちなこのタイル床ですが、タイルの中の下地が木材のタイプとコンクリのタイプがあります

バールでは手がしびれるだけで一向に進まないので、ハンマーとチスという尖った棒で破壊

出来れば解体の楽な木の下地であってくれ!

そう願いながら無心でハンマーを叩きつけます

徐々に下地が見えてきましたが、見事に丈夫なコンクリート下地

DIYの神様はいつも試練を与えてくださいます…汗

これだけ解体するのに約1時間…

すでに心が折れそうになりましたが、DIYは諦めも肝心

急いでコメリに駆け込み、1日1,380円ではつり機を借りてきました

普段あまり使わない工具なので、レンタルできるのは有難い!

ちなみに振動ドリルではなく、はつり機の方なのでご注意ください

手作業とは破壊力が段違いですが、その分爆音と振動が心臓に悪いです

まともに電動工具を使ったことのない素人にはなかなかハード

ご近所さんに怒られないか怯えながら徐々にハツっていきます

※激しく破片が飛んでくるので、ゴーグルは必須!

そして一番の恐怖は、はつり機が直撃して給水管などの配管を破壊してしまう事

配管を壊してしまえば、即素人には手に負えなくなるのでゲームオーバー

業者に修理を頼むことになるので予算が足りません…

素人には配管がどの辺りを通っているのか想像も出来ないので、ほんと一か八かです。笑

1時間半ほど格闘した結果、無事段差部分をはつり終えました

パンパンの土のう袋5つ分くらいの瓦礫がでましたが、砂とコンクリを一緒にしたのはミスでした…汗

砂はなかなか引き取ってくれる業者が少ないので、廃棄の事を考えると別々の袋にまとめておくのがベスト

和式便器の撤去

いよいよ使い古した和式便器と決別する時が来ました

まずはウォーターポンプフライヤーという工具でパイプ類を取り外し

下記のような安いモノで十分です

KENOH レッドG ウォーターポンププライヤー 250mm

ごみの処分にはお金がかかりますが、金属類は売ることが出来るのでなるべく取り外してまとめておきます

タンクは壁に太いビスで固定さてているだけだったので、ドライバーで簡単に取り外し出来ました

ついに便器を取り外す時がきましたが、便器の一部が配管の塩ビパイプにぶっ刺さっているのでなかなか抜けません…汗

必死で便器をゆすって取り外そうとしますがしぶとい

最初は汚いなぁ…と思っていましたが、ここまで来ると必死でそんな事は忘れています

持ち上げてみると便器って予想以上に重いんですね…

てゆうか形が面白い。笑

昔育てた大根を思い出しました

なにわともあれ無事に段差と便器の撤去が完了

排水管を接続して埋める

塩ビパイプで排水の位置を変える

ご覧の通り和式便器を撤去した後の配管の位置はトイレの真ん中辺り

これから設置する洋式便器に必要な穴の位置は赤丸のところ

上手に塩ビパイプの配管を延長する必要があります

ちなみに今回購入した洋式便器は

INAX アメージュZ便器 (フチレス) 便器【BC-ZA10S】 タンク【DT-ZA180E】 BW1(ピュアホワイト)

当時、送料込みで33,900円で購入することが出来ました

配管からの臭いがヤバいので、養生テープで密封

ノコギリで切断するために、周りの砂を頑張って掘り起こしていきます

パイプ用のノコギリを持っていませんが、普通のノコギリで挑戦!

ノコギリを動かすスペースが少ないのでなかなか切れません…

切断した部分に新しいパイプを接続するので、切り口が真っすぐになるように切りました

ヤスリでしっかりとバリをとって、新しく購入してきた塩ビパイプを取り付けます

パイプを取り付ける工程の写真が残っていなかったので、軽く工程を説明しておくと

①、塩ビパイプをカット

②、しっかりと外側のバリを取る(面取り)

③、キレイな布でしっかりと汚れを拭き取る

④、差し込む側と、差し込まれる側の両方に塩ビ専用の接着剤を塗布

⑤、しっかり奥まで差し込んだ状態で30秒ほど固定

色々悪戦苦闘しながら洋式便器用の位置に排水を延長しました

上記の塩ビパイプの接続方法は調べるとすぐに出てくるのですが、それ以外に悩んだ点が多かったのでまとめておきます

配管で悩んだ点・難しかった点

塩ビパイプの規格とサイズ

便器を取り外し、いざ配管をしようと思っても塩ビパイプのサイズが分かりません

和式便器の一部が押し込まれていたことで塩ビパイプが変形していたので、変形した部分をノコギリで取り除いてから定規で直径を測り、ホームセンターに行きました

すると今度は塩ビパイプにはVPとVUという2種類の規格があることが判明

違いを調べてみると、VPは肉厚菅でVUは肉薄菅とのこと

今回使用した75サイズだと、VUが2.7mm、VPが5.5mmの厚みになるので、再び計測しに帰り、ようやく購入すべき塩ビパイプがVU75だとわかりました

勾配をどうするか

排水管ですから当然勾配が必要であると考えました

色々調べましたが、トイレの排水管を屋外まで接続する場合などの長い配管の情報が多く、今回のような洋式化の時に30㎝ほど延長する時の情報が見つかりません

仮に45度の塩ビパイプの継ぎ手を使用すると

床から斜めに配管が突き出して便器が接続できませし、角度が急すぎると便が残り水だけ流れてしまうというような情報もある

結局、これだ!と言える正解は見つかりませんでしたが、リモデルタイプのアジャスターの形を見るとほとんど勾配がないことから、90度の継ぎ手を使用し勾配なしで配管しました

※リモデルタイプとは、配管の位置を移動せずに上記のようなパーツで穴の位置を調整するタイプのこと

瓦礫を砂を埋め戻す際に、赤丸の辺りに大きめの瓦礫を入れ多少傾けるようにしました

DIYは必ず正解が見つかるとは限らないので、その場その場で自己責任の判断を迫られます

今回は今のところ問題はおきていませんが、もし失敗に終わっていれば二度と洋式化には挑戦しなかったと思います。笑

再配管かリモデルタイプか

今回のように排水の位置を床下で赤丸の位置まで延長するか、そのまま床を張ってしまいリモデルタイプのアジャスターで調整するかという問題があります

私個人の意見としては、DIYで行う場合は断然リモデルタイプがオススメ

リモデルタイプのデメリットとして、詰まりやすい、費用がやや高くなる点が挙げられますが、施工の楽さや失敗の少なさは断然上

今回の場合のようにコンクリートの床の場合は特に大変なので、次回もし同じ状況になればおそらくリモデルタイプを選ぶと思います

※実際リモデルタイプの詰まりやすさを体験したことが無いので、あくまで参考程度にお考え下さい

モルタルで新しい床を作る

瓦礫を埋め戻して下地調整

一度掘り起こした砂や瓦礫を埋め戻していきます

YouTubeのコメントで教えて頂いたのですが、モルタルの厚みは5㎝ほど必要とのこと

私たちは何も考えずに適当に埋め戻しましたが、希望の床の高さからマイナス5㎝を目安に埋め戻すと良いかもしれません

しっかりと踏み固めて転圧を行いました

転圧とは、上からしっかりと圧力を加えることで、砂の密度を高めてしっかりとした地面にすることです

私たちは踏み固めただけですが、コンクリートブロックなどを叩きつけた方がしっかりと転圧可能

さらに本来なら砂面の上に砕石を敷いてから転圧する方がしっかりと固まります

(当時私たちは何も知りませんでした…笑)

モルタルを流し込む

流し込むと言いましたが、水の量が少なかったので動物の糞のような状態…汗

初めてなのにしっかりと量を測らないのが、私たちの悪いところ

端の方から少しずつモルタルを置いては均し、モルタルを置いては均し…

本来はもっと水を多めに入れて、一気に流し込むようなイメージで施工するのが良いらしい

ちなみにモルタルは、水を混ぜるだけのインスタントセメントと言うものを使いました

洋式便器を取り付ける際に、ドリルでボルトの穴を空けたりするので、モルタルの厚みが少ないと割れてしまいます

この時は何も知らずに、写真左側のタイル面の高さに合わせるようにモルタルを施工してしまいました

初めての割に結構キレイに出来た?と喜んでいたのですが、色々と問題が浮き彫りになってきます

浮かび上がった問題点

①排水口への勾配

どうやら昔はトイレを水で丸洗いしていたらしく、タイル床の真ん中に排水溝があります

今回のトイレの場合はすでにモルタルで塞がっていましたが、排水口に向かう勾配が問題

クッションフロア等を貼ることを考えるとどうしても水平にしたいところです

②タイル床の凹凸

クッションフロア等を貼ってしまえば、あまりわからないかもしれないが、出来れば無くしておきたい

③固まったモルタルが平らじゃない

写真では分かり辛いですが、やはり素人仕事

いざ固まった床を見ると、当然プロのように平らには仕上がっていません

特にモルタル部分とタイル部分の境目は、タイル部分が傾斜になっていることもあり、もっこりとしています…汗

 

タイル部分も含めて、もう一度同じようにモルタルを施工する事も考えましたが、結局は素人仕事

他に良い方法がないか色々と調べました

床全体にレベラーを流し込む

レベラーとは、自ら水平になるセルフレベリング機能を持つ下地材

家を建てる際の基礎工事などに使われることが多いそうです

タイル床とモルタル部分の両方にレベラーを流し込んでいきます

施工も楽で勝手に水平になってくれるなんて、素人の私達にとって神アイテム!

モルタルに比べるとコストはかかりますが、施工面積も小さいのでそれほど気になりません

コテで軽く全体に均して終了

これで本当に水平になるの?と思いましたが翌日見ると綺麗な水平に!

(写真が無くて申し訳ありません…)

ですが、床面から配管の接続部分(塩ビ管のエルボーの端)が出ていることに気づき再度レベラーを流し込みます

結果、運よく厚み5㎝程度を確保しつつ、真っ平らな床が出来上がりました

和式便器の洋式化で最も難しい部分は終わったので、ここまでくれば後は簡単です

(とは言っても当時は、本当にちゃんと便器は付くのか…、ちゃんと水は流れるのか…など不安でいっぱいでした。汗)

今回使用した道具&材料

道具一覧

  1. はつり機 レンタル 1,380円
  2. はつり機用チゼル 658円
  3. KENOH レッドG ウォーターポンププライヤー 250mm 541円
  4. バケツ・スコップ 100均
  5. 左官ゴテ 498円

道具にかかった費用はわずか3,000円ほど

電動工具をレンタルできたのが大きいです!

材料一覧

  1. 土のう袋10P 188円
  2. 塩ビパイプVU75 1m 458円
  3. 塩ビ継ぎ手×② 396円
  4. 塩ビ接着剤エスロン 278円
  5. インスタントセメント20㎏×② 1,050円
  6. 床レベラー 1,738円

ここまでの材料費の合計は4,108円

もちろん大変さとリスクはありますが、やはり金額面は大きな魅力になります

 

次回は、便器を設置してトイレの完成まで一気に解説

床にはPタイル、アクセントクロスにブルーグリーンを使い、ちょっとオシャレなトイレに仕上げます

 

DIY素人が果敢に洋式化チャレンジする姿を動画でもご覧下さい!

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